© Emmanuel Berthier
ブルターニュの料理

ブルターニュの料理

山の幸と海の幸を使った様々な味わいのブルターニュ地方料理に、もうよだれが止まらなくなることでしょう。地元で採れた旬の食材を味わうことで、誰もが確実においしい食事の時間を堪能し、その記憶は長く刻み込まれることでしょう。

地元の特産物、海産物を使っているものこそが、本物のブルターニュの郷土料理であることをまずはお伝えしなくてはなりません。牛乳から加工された塩バター、魚介類、そば粉がブルターニュの人々の食卓に日常的にのぼります。食事を締めくくるデザートは、クイニー・アマンやファー・ブルトンのような焼き菓子やクレープです。また創意に富んだシェフたちによって、ブルターニュはフランス随一のグルメな地方となっています。彼らのことを考えるだけでお腹が鳴りそうです。シーフードプレートに必須なのは、手長エビやズワイガニ、ハマグリ、エビ、ビゴルノーなど。そこに、ブルターニュの特産物のトップに君臨するカキをプラスするか、しないかはお好み次第。潮の香りが強いもの、弱いもの、ハーゼルナッツの香りが強いもの、弱いものなど、お好みでどうぞ。キブロンQuiberonからカンカルCancaleまで、ブルターニュ各地で様々な種類のカキがよりどりみどり! カキを1ダースにバターを塗ったパン、そこに白ワインのミュスカデがあれば……人生は最高!

ガレットとクレープ

クレープこそが、ブルーターニュを象徴する食べ物です。クレープ屋さんで食べたり、食べ歩きしながらマルシェを冷やかしたり。温かくて口当たりの良いクレープはつい食べたくなってしまうもの。お休みの日の小さな楽しみでもあります。このとてもシンプルで昔からあるクレープにこそ、ブルターニュの人々のアイデンティティーがあると言っても過言ではありません。しかし、クレープとガレットをお間違えないように。バス・ブルターニュ地方Basse Bretagneではクレープは小麦粉またはそば粉で作りますが、そば粉で作るタイプは甘いものではなく、オート・ブルターニュ地方Haute Bretagneではガレットと呼ばれているのです。生地の厚さや粉のブレンド具合、テクニック、秘伝の作り方などによってもさまざまな違いがあります。つまり、一人一人が独自のレシピを持っていると言って良いでしょう。何はともあれ、ブルターニュで食べるクレープこそが一番おいしいのです! ぜひ気軽にクレープ教室の扉をノックして、自分で作れるようにしてみましょう。


日本語で学べる、 ガレット・クレープのアトリエ

1996年、東京・神楽坂にガレット専門レストラン(クレープリー)を開店以来、日本とフランスの双方で、故郷ブルターニュの食文化を楽しむ場を様々に提供してきたベルトラン・ラーシェ氏。2018年11月にはサン・マロにクレーピエ(クレープ職人)を育成する国際的な教育機関アトリエ ドゥ・ラ・クレープを開校しました。旅行者でも参加できるガレット・クレープ教室が毎週土曜に開校予定。日本語での指導も可能ですので、お気軽にご参加ください。アトリエ内には地元食材を使ったメニューを展開するレストラン、そば粉やシードルなど地元食材が買えるブティックも併設するのでお土産調達にぴったり。

インターネットのサイトを参照

 


シーフードを楽しむ

海を見ながらシーフードを食べること。それは、ブルターニュで過ごすバカンスならではの楽しみです。釣りたての新鮮なエビやカニは、海からお皿へと直行。潮の香りがいっぱいです。ぜひ漁港でのテラスやビーチでどうぞ。
理想とされるシーフードプレートは、火を通したエビやカニと、生や火を通した貝類の盛り合わせ。ズワイガニやトゥルトー(イチョウガニ)エビ、手長エビ、カキ、ビゴルノー(ヨーロッパタマキビ)、バイ貝、ホンタマキガイ、カブトノシコロ貝、ハマグリなどです。シーフードと合わせたいものはライ麦パン、塩バター、自家製マヨネーズ。潮の香り
いっぱいのご馳走です!


ブルターニュのお酒

一杯のお酒からもブルターニュ地方を知ることができます。ビールにシードル、ウイスキー、シュシェンなどから滲み出 るパワーや個性は、かつてアルモリック Armoriqueと呼ばれ たブルターニュの土地柄や土壌からくるもの。醸造所や蒸溜 所を訪れ、地ビールやシードルを作り出す技を見学しましょう。試飲して香り豊かな味わいを楽しむこともできます

  • シードルcidre/りんごジュース
    りんごがなかったら、ブルターニュは一体どうなってしまうでしょう。それほどまで、りんごはブルターニュを象徴する果物です。ブルターニュには600種ものりんごがあり、中には非常に古い品種もあります。そしてりんごから作るシードルは、太古の昔から農家で作られてきたブルターニュを代表する特産物。抗酸化作用に優れ、ビタミンや微量元素、ミネラル塩が豊富です。酸味の効いたフルーティーな味わい、明るい黄金色から朱色までさまざまな色があるのが特色。シードル醸造所やエコミュージアムを訪れ、生産方法や生産者たちの創意工夫に触れてみてください。味わう際には、3つのポイントをチェックしましょう。酸味、タンニン、そして糖度です。糖度が高ければ高いほどアルコール度数(ALC.)は低くなります。非常にフルーティーな香りが楽しめる甘口のシードル(ALC.3%以下)は、クレープなどのスイーツなどと組み合わせます。
    一方、ALC.3%からALC.5%のドゥミ・セック(半辛口)、セック(辛口)、ブリュット(ALC.4%以上)はかすかに苦味があり、発泡が強く、そば粉のガレットとともに飲まれることが一般的です。シードルに関して知っておきたい用語をあげると、「フェルミエ(農場産)」や「トラディシオネル(伝統的)」と書かれてあれば、昔ながらの手作りに製法によるもの。「ブーシェ」とはボトリングにこだわったもの、シャンパーニュ風は、シャンパンのようにコルク栓が金属の留め金で留められているタイプのことです。
  • ブルターニュ AOCポモー pommeau
    原産地呼称保護AOCを受けているポモーはアルコール度数17度のお酒で、未発酵のりんご果汁3分の2と、最低でも14ヶ月間オーク樽で熟成させたシードル蒸留酒3分の 1をブレンドして作られます。琥珀色でフローラルな香りのポモーは8度から10度に冷やし、食前酒あるいは食後酒として楽しみます
  • シュシェンchouchen
    その起源をケルト文化にまで遡る、世界最古のお酒のひとつ。蜂蜜を発酵させて作る蜂蜜酒にりんご果汁をくわえたものです。オート・ブルターニュ地方では、「シュミアールchemillard」または「シャミアールchamillard」とも呼ばれています。アルコール度数は13%で黄金色をしており、食前酒または食後酒として楽しめます。
ブルターニュ観光局公式サイト
私たちの提案